365連休

にわかのandroidとかの開発メモ。

Android 暗号化アプリとアメリカ輸出規制

前置き

アメリカ合衆国の輸出管理規則(EAR)のカテゴリー5パート2(通信および情報セキュリティ)に関する独自見解です。

 

暗号化したろっ!

  ↓

アメリカの輸出規制引っかかるけど、HTTPSとかみんな使ってるし既存技術ならOK?

  ↓

EAR原文調査(2020/1/30時点)

 

※アプリのアップロード先がアメリカのサーバになるため、アメリカの輸出規制が適用される。

 

規制対象外(年次自己番号分類報告CSV✉をすれば個別の審査・許可を受ける必要がない)

 

個人開発なら

鍵長56ビット以下のAESDES  ※訂正:AESの鍵長は最低128ビット

または

鍵長512ビット以下のRSA

を使えば問題なさそう。

ただし、2020年現在、この程度のビット長では暗号強度が全く足りないので、ガチで秘匿しなければならない情報を暗号化したいのであれば、ちゃんとアメリカの審査・許可を受けましょう。

 

注意

  • セキュリティソフトでない事(主たる機能が暗号化でない事)
  • 無料で誰でも入手可能である事。
  • 当局が確認のためにソフトウェアの詳細にアクセス可能で、かつ、請求があり次第提示される事

 

リンク

www.cistec.or.jp

 

アメリカ合衆国商務省 産業安全保障局
Export Administration Regulations Downloadable Files
https://www.bis.doc.gov/index.php/regulations/export-administration-regulations-ear
※Category 5 Part 2 - Information Securityが該当箇所です。

 

www009.upp.so-net.ne.jp

 

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